赤門クラブ会長  大島 眞彦 (1984/S59年卒)

 皆様におかれましては、良いお正月をお迎えになられましたでしょうか。

 昨年を振り返りますと、残念ながら世界はより懸念を深めた年ではありましたが、大きな潮流の中で日本が世界に対し存在感を示し得る道筋が見えてきていると感じています。この状況は、日本のバレーボール界と類似している気がしています。私が赤門クラブ会長に就いた三年前には全く考えられないレベルでバレーブームが広がり、バレー界には数十年ぶりにフォローウィンドが吹いています。これをどう活かして定着させるかがキーといえるでしょう。

 私は、3年前の会長就任以来、赤門クラブとして、「現役を強くする」ために全力で現役の諸活動を支援することを唱えてきましたので、2024年のこの戦績をとにかく嬉しく感じています。

 赤門クラブは諸先輩が築いてくださった基盤/活動の枠組みを着実に拡充しつつあります。今後とも様々な施策を推進し、OBOGが懇親を深めバレー部への思いを再認識し、より幅広く現役を応援する、といった流れを広げていきたいと願っています。

 東大バレー部は2027年に創立100周年を迎えます。日本の大学バレー部として、京大と共に最古の歴史を持つ東大バレー部を、より魅力のある、強い運動部とすべく、赤門クラブとして出来ること/やるべきことを一つ一つ推進して参りたく、引き続き、皆さんからの幅広いご支援をお願い申し上げます。