こんにちは、先日引退しました、大井です。
引退から数週間が経ち、部活に注いでいた時間は卒業論文のために使われています。卒業論文のテーマはずばり、「土砂災害と大規模言語モデル」です。大規模言語モデルとは、言語を単語の出現確率をもとにモデル化したもので、世界を席巻するChatGPTもその1つです。大規模言語モデルは多種多様なタスクに適用できることが期待されています。本題から逸れてしまうので、説明はここまでにします。卒論頑張ります。
さて、引退ブログを書くように言われましたが、引退ブログでは何を書けばいいのでしょうか?何も思いつかないので、研究でもお世話になるChatGPTに構成を考えてもらいました。
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タイトル: 「青春の彩り、部活動引退の日」
1. 序章: さよならの時が来ました
2. 第一章: 部活動との出会い
3. 第二章: 成長と挑戦
4. 第三章: 仲間たちとの絆
5. 第四章: 感謝の言葉
6. 第五章: これからの未来へ
7. エピローグ: 青春の贈り物
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なかなか良い構成ですね(笑)。大作の予感がします。でも、他にも色々作ってもらいましたが、どれもしっくり来なかったので自分で書くことにします。人間の意地を見せます。普段文章を書くことはあまりないので、冗長な文章になっていると思いますが、伸び代を感じながらお読みください。
僕のバレー部生活を振り返ると、人と大きく異なるところがあります。それは在籍期間が短いということです。僕は3年生になった時に入部しました。その上半年間留学もしていたので、実際に活動した時間はより短くなってしまいますね。それでもバレー部に入ってよかったと思っていますし、とても満足しています。正直なことを言うと、1年生のうちから入っていれば、現在とは違うことも多かっただろうな、と思うこともあります。でも「まだまだ続けたい!」と思いながら引退できることは幸せなことなのかもしれません。
僕が入部するまで何をしていたかというと、別の部活に入っていました。大学に入学した時、「サークルはチャラチャラした人しかいない」(完全に偏見です。)と思っていたので運動部に入部しました。コロナで半年間は大学に来られませんでしたが、少し落ち着いた1年生の秋に入部しました。それでもコロナ禍の真っ只中です。緊急事態宣言などで練習が断続的になり、もういいや、となってしまい2年生の夏に退部することにしました。それからはぼちぼち大学生活を送っていましたが、まだまだスポーツをしたいなと思ったので3年生になってバレー部に入りました。
バレー部に入るのはとても勇気のいることでした。続けられる自信はあまりありませんでしたが、やってみないと分からないなと思い入部しました。始めはとても楽しかった…訳ではありませんが、元々バレーが好きですし、話してくれる友達もいたので何とか続けられました。そんなこんなで留学の日が来ました。3年生の冬のことです。
留学先でもバレーは続けました。同じ大学のバレー部ですが、留学先と東大とでは中身は全く違います。まず、練習が週2回しかありません。週末はよく試合があったので実質週3や週4になることもありましたが、1回の練習時間は2時間です。東大は週4で1回4時間なので、練習時間に大きな差があります。レベルは東大のほうが高く、東大では見向きもされないようなプレーでも、留学先では周りの人に褒められます。そのせいか留学先の部活はとても楽しかったです。一方、留学先の部活に慣れれば慣れるほど、東大に戻ったときは練習についていけるかが不安でした。
4年生の夏、一抹の不安を抱えながら帰ってきましたが、すぐにそれは杞憂だったと分かります。自分の中で、留学に行く前と後とで明確に変わったことがあります。それは、みんなとよく話すようになったことです。海外の風に吹かれて性格が明るくなったのか、日本語で伝えたいことが100%伝えられる嬉しさからなのか、原因はよくわかりませんが、とにかく人と話すようになりました。
人と話してみると、それぞれの部活に対する思いを知ることができます。バレーが好きで、理想のプレーのために努力をしている。そんな部員たちの真摯な姿を見ると応援したくなりますし、何より自分も負けていられないなと思います。気づけば週4の練習にも楽しく参加していました。オフになった日でも自由参加の練習に参加している自分には驚きました。1年前では考えられません。こんな風に愛と勇気をもらっている間に気がつけば引退の時期になってしまいました。素晴らしい部員たちと出会い、一緒にバレーができたことは一生の財産です。
最後になってしまいましたが、お世話になった方々への感謝の言葉で締めさせていただきます。一緒にバレーをしてくれたバレー部のみなさん、活動を支援してくださるOBOGの皆様、見守ってくれた家族や友人、本当にありがとうございました。おかげさまで素晴らしい大学生活となりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
大井