お久しぶりです。前年度副将を務めました、さわです。
引退してからは案の定卒論卒論の日々ですが、土曜の朝にゆっくり寝られるようになってちょっと嬉しいです(現役の時もゆっくり寝ちゃっていたこともありましたが笑)。
ブログを書くのを先延ばしにしていたら引退から1ヶ月以上も経って、謎にこの代の引退ブログの大トリを飾ることになってしまいました💦ただ、年越す前までには書かねばと思って焦って書いてますし、元々過去はあまり振り返らない主義なので、幼稚で浅い内容かもしれないです、ご了承ください。
私の引退ブログは「お友達編」「なんとかなるよ編」「ありがとう編」の三編に分けてお送りしようと思います。
お友達編
引退してみて、週4であってた人達に会わなくなるのは寂しいもんで、部員のみんなとくだらない話をして爆笑してた日々が楽しかったな〜と懐かしくなったりします。そう思えるだけでも、東大女バレに入った価値があったなと思ってます。というのも、私の入部理由が「友達を作るため」だったからです。
元々ド陰キャなので、ちゃんとしたコミュニティに属さないと、一人で学校と家を往復する4年間になってしまうと思って女バレに入部しました。最初の頃は人見知りを発揮していたものの、4年間週4で必ず会うというのは強力なもので、いつしか女バレのみんなといる時間が一番気楽に自由にいられるようになりました。先輩ともいじりいじられる関係になれましたし、後輩も「さわさんさわさん!」ってたくさん話しかけてくれて、先輩後輩というよりも友達みたいな距離感だったのがすごく嬉しかったです。(むしろ先輩らしいことできなくてごめんって感じでもありますが…)そして言うまでもないですが、同期とここまで深い関係を築けたことが本当に嬉しいです。東大女バレに入った一番の財産はこの同期と出会えたことですし、そうお互い言い合えていることが幸せだなと思っています。
また、部活かつチームスポーツということで、ある種強制的にコミュニケーションを取らなければいけない環境だったからこそ、全然自分とタイプの違う人とも深く関わり合う良い経験になったなと思っています。ほんとにびっくりするくらい色んな考えの人がいるんだなと感じて、理解し合うのが大変だったりもしましたが、そんな人達に出会えて面白かったなとも思っています。
こんなこと言ったらあれですが、私はバレーボールというスポーツ自体への執着が他の人よりも薄く、私一人でもバレーをしたい!というタイプではありません。でもだからこそ、“人“を理由に4年間バレーボールを続けてきましたし、振り返ってみてもやはり東大女バレはそれに値するコミュニティだったなと思っています。そんな環境を与えてくれた先輩、後輩、同期、コーチの皆さん、ありがとうございました。
なんとかなるよ編
4年間私なりに色々考えて感じたことがありますが、やはり最後の一年が一番学びがありましたし、一番印象に残ってるので、最後の一年にフォーカスした話をします。最後の1年を通して一番感じたのは、「なんとかなる」です。普段から結構なんでもなんとかなると思ってるタイプではありますが、正直執行代始める前は、自分が執行代なんか務められるのか、昇格なんて高すぎる目標なんじゃないかとなかなか不安でした。
でもこうやって執行代をやり遂げることが出来ましたし、昇格の夢は叶いませんでしたが自分が想像してた何倍も繋いで繋いで決めきる強いチームになったと思っています。これらは私の力だけで成し遂げたものじゃないですし、特にのあや川辺さんからしたら「うちらがなんとかしたんだわ!」って感じかもしれませんけど、そんな力強い仲間が周りにいてくれたことも含めて「なんとかなる」もんだなぁと思ってます笑。
とはいえ、「執行代」や「エース」などの肩書きが付けば、人間案外その肩書きに相応しくなるように頑張るもんですね。もちろん黙っててもそうはなれなくて、七大戦の名古屋戦なんかは重圧で手が震えたりもしましたが(笑)、逃げ出したい時も肩書きや周りの期待がいい感じに逃げ道を塞いでくれたなって感じています。お陰様で、チームメイトやチーム全体にちゃんと目を向ける機会も増え、自分のチームという意識を強く持つことが出来ましたし、その分チームの勝敗に対する悔しさや喜びも今までより強く感じることが出来ました。自分の技術力もこの一年が、一番伸びたんじゃないかなと個人的には思っています。
まぁなので後輩たちも、新しい立場になったり、新しいことに挑戦する時に不安になると思いますが、案外なんとかなると思ってていいんじゃないかなとさわさんは思います。
ありがとう編
改めて、4年間関わってくださった皆さんお世話になりました。
歴代コーチの方、先輩方へ
最初の頃は特に、だらしないし聞く耳は持たないし自己中だしで、ほんと厄介な後輩で迷惑ばかりかけてすみませんでしたって気持ちでいっぱいです…。それなのに、見捨てずにたくさんアドバイスしてくださり、ありがとうございました。
後輩のみんなへ
助けられてばっかりの頼りない先輩だったと思うけど、一緒にたくさん切磋琢磨させてもらったし、私が自身をなくした時も「今のナイスキーです!」「さわさんならできますよ!」って背中を叩いてくれてありがとう。なんとかなるよ編でも言ったけど、そうやってみんなが私を諦めないでいてくれたことが原動力になっていたなと思います。これからのみんなの成長を陰ながら応援してます。
同期と川辺さんへ
色んなところで感謝を述べてるのでここでは割愛します笑
最後に
入部当時は漫然と4年間過ごして「友達できたしいっか〜」って感じで引退する未来も想像してたのですが、想像以上の仲間に恵まれて、想像してなかったくらいめちゃくちゃ楽しいことも、めちゃくちゃ悔しいことも辛いことも、学びもたくさんあって、「東大女バレに入ってよかった」と思って引退できたことをすごく嬉しく思っています。
冒頭でも述べた通り、”今感じてること”に過去の経験も包含されてると思ってるので、細かい振り返りはしません笑。最後まで読んでくださりありがとうございました!では!
さわ