七大戦最終日

8月も終わりが近づき、私たちの夏休みも後半戦を迎えました。厳しい暑さが連日続いていますが、このブログをお読みの皆様はどうお過ごしでしょうか。

おはようございますこんにちはこんばんは。2年生の常川です。新入生の自己紹介も終わり、今回から2年生がブログを担当いたします。一週間前に行われた七大戦最終日について書こうと思います。まとまりのない文章ですが、最後までお付き合いくださると嬉しいです。ちなみに、更新が遅れてしまったのは、別にサボっていたからではありません。一昨日頼まれたんです。僕のせいではありません。

 

2勝3敗同士の対戦となった最終戦の北海道大学戦、結果はフルセットの末、勝利となりました。詳細については僕が書いたBBSをご覧ください。第1セット、リードされる苦しい展開でしたが、そこでひと際光を放ったのが次々年度キャプテン(予定)の2年生三須くん(#11)。試合前日に高校の先輩と飲んでいた影響を物ともせずに入って早々ブロックを連続して決め、コートの雰囲気を一変させる働きを見せました。あれはシビれました。このセットは惜しくも取られてしまいましたが、三須くんの活躍がなければこの試合は勝てなかったでしょう。第2セットを取り返して迎えた第3セット、手に汗握る展開に終止符を打ったのがエース加納さん(#3)。終盤、スパイク、ブロックで怒涛の4連続得点。ものすごかったです。ちなみに加納さんは2年連続の猛打賞を受賞しました。

そんなこんなで勝利を収めた東大は、最終成績3勝3敗の4位で今年の七大戦を終えました。

 

ここからは、七大戦の五日間を自分なりに振り返ってみようと思います。

色々なことがありました。本当に長かった。。。

 

五日間で一番印象に残っていることは、「常川さん、お腹すきました。」と言ってきたとある1年生に昼食用に買った海老マヨのおにぎりを仕方なく差し出したところ、「僕、マヨネーズ無理なんすよ。」と一言の謝罪もなしに返されたことですかね。傷つきました。今は全然気にしてないですけどね。。まーそんな些細なことはもういいんです。

 

僕個人としては、毎試合の結果詳細をBBSに投稿するのが一番の重労働でした。楽をすれば十数分で終わる作業なのですが、会場にお越しいただけない方達に少しでも試合の臨場感を味わっていただくため(大げさですが)、わかりやすい文章を心がけ、出場した選手はなるべく全員登場させることを考えて書いていると、どうしても1試合につき1時間くらいはかかってしまいます。余談ですが、新人戦のBBSには1年長谷川くんは登場しておりません。特に深い意味はないんですけど。ある日は作成中に寝落ちしてしまってそのまま朝を迎えて朝食の時間を割いて作成に追われ、ある日はうとうとしながら書いていたら寝床につけたのが深夜3時半になってしまいました。最終日は疲労と眠気で倒れてしまうのではないかと思いました。

ただ、BBS係になってよかったと初めて思えたことがありました。本戦2日目、九州大学戦でフルセットの末勝利しましたが、これが春季リーグ第3戦以来4ヶ月ぶり、僕がBBS係になってから初めての公式戦勝利でした。また、同日に行われた大阪大学戦では実に東商戦以来約半年ぶりのストレート勝利。こんなに気分良くBBSを投稿できたのは初めてのことです。良い場面がありすぎてどれを書けばいいのか迷うほどでした。僕だけではなく、チームの全員が久しぶりの勝利に安堵と喜びを感じたのではないでしょうか。この日の試合を通して、僕たちはこの勝利のためにバレーをしているんだなあと再認識させられました。

 

さて、僕はこんな感じで結構大変だったと感じた五日間でしたが、もちろん大変だったのは僕一人だけではありません。翌日の試合に備え、夜に対策の動画をもらいに隣のアナリスト部屋を訪ねると、森口と実穂ちゃんが目を擦らせながらパソコンとにらめっこしていました。分析シート作成など、諸々の仕事で疲れているはずの藤原さんも、そんな表情を一切見せずにベンチでの監督業をこなしていました。1年生の皆は、コインランドリーと部屋を何度も行き来して夜遅くまで膨大な量の服を洗濯してくれました。この1年生の中には期間中ブログ更新を任された人もおり、本当に大変だったと思います。ベンチにいたメンバーは、声を枯らしてからもコートに声援を送り続けていました。そして何よりレギュラーの7人。本戦全試合を通じてスタメンは一人も変わりませんでした。過酷な試合スケジュールで疲労が蓄積する中、勝利を目指して一戦一戦必死に戦っていました。

仕事も応援もあまり行なっていなかった人もいたかもしれませんが、チームの人全員が自分にできる、自分がやらなければいけないことをこなし、それぞれが色々な思いを抱えてチームの勝利に貢献しようと行動していたのではないでしょうか。

一緒に過ごす時間が長いぶん、普段感じることのないこんなことを考えられたことは、今後このチームでバレーをしていくにあたって大きな財産となりました。

 

また、他大学のプレーを見て多くのことを勉強させてもらいました。

今大会では、双青戦や三大戦で仲良くなった多くの同期が、レギュラーとして試合で活躍していました。以前対戦したときより上手くなった姿を見て、こいつらは自分よりもずっと努力してきたんだなあ、自分はまだまだ真剣にバレーに取り組めていないんだなあと感じました。

こうやって刺激をもらえる仲間がいっぱいいることに、定期戦の意義を感じます。次会うときには自分がこいつらを驚かせてやるという強い気持ちが湧いてきました。これをモチベーションの一つとして、今まで以上に真剣に練習に打ち込んで行こうと思います。

 

七大戦について書きたいことはもっとあるんですが、最終的な着地点が見つからないのでこれくらいにしておきます。読みにくくてつまらない文章になってしまいましたね。すみません。

 

さて、2週間後に迫った東大バレー部は、来週30日から仙台で合宿を行います。七大戦で得た多くの教訓を生かし、入れ替え戦進出に向けてチーム一丸となってバレーに打ち込んでいきますので応援よろしくお願いします!!

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

#10 常川