三大戦 二日目

東京大学ではAセメスターが終わってから早くも一ヵ月が経ち、春休みが折り返しを迎えました。

他の大学生は自分のGPAが出始め、単位取得・落単で一喜一憂している時期でしょうか。

受験生は後期試験に向けて勉強している人も、前期試験合格発表を待つ人も、進学先が決定している人も卒業シーズンですね。

大学生でない方々は「もうすぐ今年度が終わる」といっただけで特別なにかがあるわけでもない時期ですが、この投稿をご覧の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

おはようございますこんにちはこんばんは。石川監督に怪我しないよう言われたのに脛骨過労性骨膜炎のため練習を見学している、もうすぐ2年の三須です。

前回こちらに投稿させていただいたのは昨年6月で、内容は国公立戦についてでしたが、今回は三大戦について書かせていただきます。

 

先日(2月28日・3月1日)、東北大学・東京大学・九州大学による三大戦が行われました。

1日目は練習試合で3校で順に回していましたが、2日目はユニフォームを着て1セットマッチの新人戦・3セットマッチの本戦を行いました。

結果は新人戦・本戦ともに九州大学には勝利しましたが、東北大学には敗れ、新人戦・本戦ともに3大学中2番目となりました。

1日目で1セットも落とさなかっただけあって、新人戦・本戦ともに東北大学に敗れたのは非常に悔しいです。

詳しくはBBSに書いてあると思うので、そちらを参照していただきたいです。

 

新人戦は1年生主体で臨みましたが、皆1年間でとても上手くなり、七大戦に比べてレベルの高い試合が出来ました。

成績・スパイク威力・レシーブ成功率・年齢ともに1年生で最も上の福田君はこの日も相手レシーバーに当たったボールが10m以上飛んでいく強力なスパイクを打ってくれました。

大事な場面でトスが乱れるものの強力なサーブを持つ常川君は、トスが乱れるまでは素晴らしいトスワーク・またきわどいコースを狙ったサーブでレシーバーを崩して相手を翻弄していました。

「左利きの南原」こと南原君はブロックに阻まれても決して消極的にならずに、「南原頑張れ!」という僕の期待に応えてくれたのか、得意のコースでスパイクを何本も決めてくれました。

ジャンプサーバーMBの山田君は角際々のコースへのサービスエース・クイックにより得点を重ね、サイドアタッカーの負担を減らしてくれる活躍を見せてくれました。

10月はサーブカットが1本も入らなかった僕も、サーブ返球率40~50%になる程度には上手くなったと思います。

もうすぐ新入生が入ってきますが、「2年生上手いな」とか、来年に「2年生上手くなったな」と言われるように頑張っていきたいです。

↑新人戦(東北大学戦)

↑試合前の円陣

↑得点で喜ぶ一同

試合の感想はこれくらいにして、試合後は1~3年生全員で打ち上げをしました。

前日に学年会で知り合った同期とさらに仲を深めるだけでなく、東北大学・九州大学の2・3年生ともお話をさせていただき、各大学の学生生活やバレーボール部の内輪ネタを聞けたりして非常に盛り上がりました。個人的に一番面白かったのは「各大学の『きむけん』が集合する会」です。

東商戦の時にも知ったのですが、定期戦の数が他大学が2つか3つなのに対して東京大学は4つあり(双青戦・七大戦・東商戦・三大戦)、最も多く他大学との交流を深められるそうです。

こうして他大学のバレー部と一緒にご飯を食べて、話が出来て、仲を深められることに感謝したいですね。

 

次に会うのは約半年後の七大戦なので、その時まで練習を重ね、七大戦では皆上手くなって一段階レベルの高い試合が出来たらいいなと思います。

今年度の七大戦でも新人戦・本戦ともに東北大学に敗れているので、3度目の正直、今度こそ勝ちたいです。

 

 

話は変わりまして、今後の男子バレー部の活動の予定ですが、2週間後には合宿があり、合宿が終わると追いコン、さらにその1ヵ月後からは春季リーグが始まります。

今年度のリーグ戦で4部に降格したが、リーグ戦で敗れた上智大学・神奈川工科大学(合宿にて練習試合をする予定?)、秋季リーグ順位決定戦で戦った3部東京経済大学、2部平成国際大学など、3月は春季リーグに向けて練習試合が多く組まれています。

しっかりとした準備をして、春季リーグ戦に臨んでいきたいです。

練習試合で選手交代でたまに出場させていただいている僕も、東北大学副将・高橋洸介さんから頂いた、「レギュラーになるために必要なことを考えながら練習するんだよ」という言葉を胸に刻み、これからまた練習に励んでいきたいです。