「お疲れ様です」
大学の部活に入ってから何かと挨拶はこれになってしまいました。特に疲れてもないのになと感じながらも郷に従ってこの挨拶を使ってきましたが、お堅い関係の様に感じてしまいます。部活後、同期と別れる時はこれを使わずに「ばいばい」や「じゃあね」を意識的に使ってました、こだわりの強い渡邊です。
引退してからというもの、社会の歯車になるまであと数か月となり、上手く回れるか心配しながら生活しております。また、理系とは違い、文系の良さをこれまでかと堪能しております。卒論もなく、単位も取りきっているので自由な時間が存分にあります。マウスの世話をしたり、カビを育てている変な友人もいるそうですが…
まずは、いつもご支援をしてくださったOB・OGを始めとする関係者の皆様に感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。皆様のおかげで不自由なくバレーボールと向き合うことができました。今後は自分も応援する側として現役の活動を応援したいと思います。できれば、自分が被っている後輩がいるうちは会場にも足を運びたいと考えています。また、活動を応援するためにもしっかり稼ぎたいと思います。
さて、引退ブログではダラダラと思いのはせるところや4年間の思い出を語るようですが、自分はそこまで記憶も鮮明ではないため、短くまとめさせていただきます。以下の通りです。
良かったこと
- 最後の秋リーグで昇格できた(4年生)
- 最後の七大で個人賞取れた(4年生)
- 双青戦で勝てた(4年生)
- 3部を経験できた(3年生)
- 先輩が昇格できた(2年生)
- いい先輩に恵まれた(ずっと)
- いい後輩に恵まれた(ずっと)
悪かったこと
- 降格してしまった(3年生)
- 怪我(ひじの脱臼)してしまった(2年生)
こうしてみると悪かったことがほとんどないのがわかります。自分が気楽すぎるだけのような気もしますが。中高では1回2時間の練習を週に2回でしたので、1年生の頃は練習についていくのに必死で、あまり良かったことがありませんね。練習時間が4倍になったわけですが、4倍上手くなったわけではないので難しいものです。それでもあんなに下手だったのに結果的にはそこそこ試合に出ることができ、チームにも貢献することができたので、色々と指導してくれた部員やコーチのおかげだと感じています。後輩のみんなにも諦めずに上を目指して頑張ってほしいと思っています。僕が言わなくても全力で頑張るような後輩ばかりなので、こんなこと言うまでも無いと思ってます。
個人の振り返りは本当に書くことが無いので、同期への気持ちを述べて終わりとしたいと思います。僕の同期は他の代と比較すると少し遅刻の多い奴がいたり、生意気な奴がいたりするような代だったと思います。また、圧倒的にバレーが上手い奴が多い代だったと思います。同期に上手い奴が多いというのはとても複雑な心境です。自分が試合に出たいから同期が恨めしいという気持ちと同期にも頑張ってほしいという気持ちが同時に生まれるからです。ましてや、一番長く付き合っていくため、この気持ちが強くなるのも当然です。同じ気持ちだった先輩、今同じ気持ちの後輩もたくさんいると思います。また、恨めしい気持ちが強くなって嫌いになってしまうようなこともあるかもしれません。このような時になんで自分が同期を嫌いになることなくこの4年間過ごしてこれたのかを考えると、それはみんな「良い奴」だったからだと思います。自分の負の気持なんか嘘かのように色々と丁寧に教えてくれたり、馬鹿言って笑いあったり、バレーボールに真面目だったり、意外に他の部員のことを気にかけてたり、一緒に試合で一喜一憂したりしてくれる奴らだったからだと思います。悔しいことや苦しいときもありましたが、本当にこの同期で良かったと思える仲間たちでした。
後輩たちも試合に出れなくて悔しいとか、なんであいつが出てるのにみたいに思ってしまうことがあると思いますが、そう思うのが当然だと思います。そう思いながらもどれだけ頑張れるかが大事です。同期に限らず、スタメンは敵ではなくライバルです。敵は倒すだけが目的ですが、ライバルは互いに高めあうことが大事なはずです。色々と教えあいましょう。アドバイスをくれないような意地悪な奴はうちの部活にはいないはずです。逆に試合に出ている人はそう思っている人が少なからずいるんだなと感じるようにしてほしいです。スタメン争いが起きるような環境の方が絶対に成長できるはずだと思います。
最後は説教じみてしまいましたが、後輩全員応援していると言うことです。同期への気持ちを書いたら結構長く書けましたので、ここらへんで終わりとさせていただきます。拙い文章をここまで読んでくださりありがとうございます。ほとんど身近な人しか読んでいないと思いますが。
最後に、重ねてになりますがご支援いただいたOB・OGや関係者の皆様、一緒に部活動をしてくれた先輩・後輩そして同期のみんなに感謝を述べたいと思います。
ありがとうございました。
