引退報告 vol.6

お久しぶりです。昨年10月に引退しました加納です。

まずは近況報告をば。なんの因果か現在就職活動に励んでおります。内定が出たら飲みにでも行きましょう。以上です。

 

さて本題の引退報告ですが、最上級生になるまでは引退ブログではありがたいお言葉をたくさん書いてやろうと思っていました。しかしいざ引退して時間が経つと伝えたかった諸々はすっかり色褪せ、現役時代なにを考えていたかとかも想起バイアスが多分にかかっていそうなので偉そうなことを書くのはやめておこうと思います。

なので今伝えたいことをつらつらと書いていきます。最後のブログなのできちんと読みましょう。

 

まず初めに、私の大学バレー生活に関わってくださった全ての方に感謝申し上げます。ずっと支えてくれた家族、石川さんや松永部長をはじめとする指導してくださった方々、現役の環境を整えてくださった赤門クラブの皆様、また他運動会他大学他チーム、その他の皆様がいたからこそかけがえのない経験を積むことができました。

そして先輩の皆様。先輩にとっては扱いづらい存在であったことと思います。その節は大変ご迷惑をおかけしました。特に最初から目をかけてくださった伊藤俊介先輩、組織のあるべき姿を教えてくださった熊越先輩、エースとはなにかを常に背中で語ってくださった三上先輩を始め、全ての先輩方から多様な影響を受けました。4年間で消化しきれる量ではありませんでしたが、今後ずっと自分の行動指針を決定するものになっていくのではないかと思います。

同期の皆様。同期との思い出の8割方は合コン同期会や女性絡みのバカ話をしたことで埋まってしまいそうな気もしますが、程よい距離感で楽しく過ごせたのかなと個人的には感じています。また逆風や変化の多い時期でしたが、同期全員で最後までやり遂げた最終学年はとても貴重なものでした。いつか集まる機会があればいいですね(笑)

最後に後輩の皆様。恐ろしい、あるいは煩わしい先輩であったことと思います。ごめんね。壁を乗り越え頼もしくなっていく皆様を見ているのが一番楽しかったです。これからも頑張ってください。

 

とここまで書き進めてくる間に遺しておきたいこともぼちぼち出てきました。前言撤回して、偉そうなことを最後っ屁のように遺しておきます。

1点目。東大の運動会であるという誇りを忘れないでください。最高学府たる東大が結果を残すことに意味があると思います。そのためにも最低限頭の悪そうなプレーはやめましょう。考えられる人にしか抜け目ないスマートなプレーはできません。技術は成功か失敗かの言い訳にしかなりません。

2点目。東大バレー部であるが故の強みを最大限活かしてください。人財面、環境面ともに足りない部分は多いと思いますが、先述の通り東大には考えられる人間が揃っていると思います。大抵のことは本気で考えれば答えに辿り着くと思います。また特に人財面では福田の手腕に期待しています。頑張ってください。

3点目。勝負を楽しむために努力を惜しまないでください。勝ちを目指すことを義務付けられている集団である以上、そこで楽しむためには多大なる努力と準備が必要です。できることが増えれば増えるほど必要なものも増えます。言葉ほど簡単ではないからこそ追求してほしいと思います。残念ながら私はなにが必要か見定められるほどの境地には至れませんでしたが、加納と同じ轍を踏まないように高みを目指してください。

心滾る思わず応援したくなるようなチームを期待しています。一OBとして応援しています。

 

最後になりますが、ここまでお付き合いいただいた皆様に心より感謝申し上げます。就活無事に終わるかな??

 

4年 #3 加納