初めまして!今年の3月にバレーボール部に入部した、文科一類2年の安田歩夢と申します。出身は千葉です。中・高とバレーボールをしており、ポジションはずっとセッターをやっていました。そして今も、セッターとしてチームに適したトスは何なのか試行錯誤しながら日々練習しています。
ほぼ2年生になって東大女バレの仲間入りをした私ですが、実は去年の4月、バレー部の新歓に訪れていました。新入生の頃は漠然とした「所属感」を求めて、運動部に入ることは決めておりながら、大学に入ったら全く新しい領域で自分の可能性を見てみたいという想いのもと、正直バレーボールは高校で区切りをつけようと思っていました。
そうして他団体に入部したのですが、なぜ今この東大女子バレー部にいるのか。
最初に所属した団体を辞め、じっくりと考える時間ができた期間、今後の大学生活をどう送っていくかで非常に悩みました。
バレーボールへの志向はありながらも、学びたいことも読みたい本も沢山あるし、海外にも行きたいインターンもしたい。その中にバレーが入る余地はあるのかという不安も抱いていました。
しかし迷いに迷って得られた結論は、「未来のことなんて誰にも分からないし、意義はやってみて初めて得られるものなのではないか。ならば、今できる挑戦をしよう」というものです。
やりたいことが沢山あるなら、タイミングの合うものから始めていけばいい。ということで、私は現在バレーもゼミもバイトも勉強も、しかも時間を見つけて兼サーもしています(笑)。オフにはインターンや旅行もする予定です。
そして何より、バレーに打ち込む生活の方が、そうでない生活よりきっと、日々を色濃く豊かにしてくれると感じていました。
私のような人間は少数派だろうし、もしかしたら批判もあるかもしれないけれど、部活には色んな関わり方があっていいと思います。
様々な考え方やbackgroundを持った人達が、同じ方向を向いて力を尽くす。楽しいことばかりじゃないし、上手くいかないことの方が多いけれど、そこに底知れない面白さがあるのではないでしょうか。
長くなってしまいましたが、今私は充実した日々を過ごせています。それは悩んで迷っていたあの時、私を後押ししてくれたバレー部の仲間のおかげです。そんな魅力的な仲間と共に、これからも挑戦を続けていきます。