東商戦

初めまして。東京大学運動会男子バレーボール部1年の能丸純太朗と申します。出身は開成高校、大学の科類は理科一類です。ポジションはセッターを務めております。大学に入ったらサークルでキラキラしようと目論んでいたものの、僕には無理でした。皆がバレーに対して真剣であり、それにも関わらず優しくしてくださる先輩がいらっしゃる空間は、居心地の良いもので、入部は迷いませんでした。自己紹介はこの程度にさせて頂いて、本題の東商戦の報告に移らせていただきます。

 

2/9(日)に東商戦(一橋大学との交流戦)が一橋大学小平国際キャンパスにて開催されました。ご来場くださった方には感謝申し上げます。

女子本戦、男子新人戦、男子OB戦、男子本戦の順で試合が行われました。各試合の結果は以下の通りです。コメントは致しませんが、女子部、OB戦の結果も掲載しておきます。

 

<結果>

女子 東京大学○2-0●一橋大学

男子新人戦 東京大学○2-1●一橋大学

男子OB戦 東京大学○2-0●一橋大学

男子本戦 東京大学●0-3○一橋大学

 

<試合内容>

男子部新人戦

一年生中心の新人チームは今年度、これまで双青戦、七大戦いずれも敗北し、勝ち星が1つもなく、それゆえにメンバーの士気はこれまで以上に高まっていました。

1セット目は東大のブロックが相手の攻撃をうまく止めてラリーを有利に進めることができました。そして1年生スパイカーの川辺、藤野を中心に、確実に得点を重ねていきます。2セット目は、相手の強烈なサーブで乱され、序盤からリズムを掴めませんでした。(僕も慌てていくつかミスをしてしまいました・・・)一橋は新人戦のメンバーの半分以上がAチームということもあり、本来の完成度の高い攻撃で得点を量産しました。2セット目は落としたものの、3セット目は守備を立て直すことができ、また助っ人2年生の活躍もあって、拮抗したゲームでしたが、最後は25-23で試合をものにしました。

ようやく安定感のある試合運びができるようになり、成長を実感できた試合でした。

 

男子部本戦

一橋大学とは同じリーグで、3部昇格(現在東大は9部中4部リーグ所属)のためにはリーグ戦で必ず勝たなくてはいけない相手ということもあり、両チームともに気合が入っていました。一橋は守備の強固なチームで、秋リーグでは敗戦しています。

1セット目はエースの中島を中心に、互角な戦いを繰り広げましたが、終盤に粘りきれず、セットを奪われてしまいます。

2、3セット目は、こちらの攻撃のパターンに慣れた一橋が、リベロを中心とした強固な守備によって阻まれてしまう。一方、一橋は華麗なコンビバレーでこちらのブロックの的を絞らせなかった。結果、一橋の優勢は崩れることなく、今大会はストレート負けを喫してしまいました。あまりチーム練習に時間が割けておらず、攻撃のパターンがどうしても少なくなってしまいました。そのあたりを調整して、リーグ戦でのリベンジに向けて完成度を高めていかなくてはなりません。

 

試合後には、結果発表や表彰を兼ねた懇親会が行われました。2次会もあり、各学年で交流を深めました。敵同士ですが、リーグ戦でまた会うのが楽しみで仕方ありません。

 

以上で東商戦のご報告とさせていただきます。

 

応援してくださっているOBのみなさま、次回は必ず勝利をものにしてみせますので、ご期待ください。

東大を目指している中高生には、バレー部に興味を持っていただけたら幸いです。お待ちしてます!