引退報告(今井)

どうもこんにちは。今井元尊です。
今回は引退報告ということでこのブログを書かせていただきます。

新歓ブログは部活紹介みたいなものなので
最後に僕が自身の考えを交えた投稿をしたのはもう2半年も前になるこの記事です。
今シーズンにかける思い(今井)
リンクを貼っておいてなんですが今見るととても読めた文じゃないので読まなくていいです。
このブログをご覧になっている人は本当に今いるのでしょうか。
と、今見ている人に失礼なことを言ってみます。
この原因はひとえに元ブログ担当の僕の同期にあると勝手に思っています。
そんな彼がのうのう晒した笑顔がこちら。

代わりに謝罪しておきます。申し訳ございません。

まずはどのような進路を進んだかということですが、進振りで工学部の機械工学科に進み、大学院入試も合格しました。安定の落ちる落ちる詐欺をかましました。要らぬ心配をかけた母親に謝罪します。
今は卒論に向けて絶賛研究中です。ただしペースはお察し。誰か助けて。
このブログも研究室から書いています。←研究をしろ。
来年からは駒場の生産技術研究所でお世話になります。
そしてまさか僕がというところですが、女子部からコーチのお願いをしていただいたのでもう少し東大バレー部に関わる期間が伸びました。
福田さんとともに別の形で東大バレー部に貢献したいと思います。

 

さて、現状報告はこれぐらいにして引退ブログっぽいことを書こうと思います。

まずはこれまで東大バレー部に関わってくださったOB、先輩、後輩、マネージャーなどなど関係者各位に感謝します。
バレーボールをストレスなくできる環境を享受してきたのを上の学年になるほどに実感しました。(下の学年の頃はOBうるさいなあとかめちゃめちゃ思ってました。お詫びします。)
ありがとうございました。

これ以降、僕の考えがつらつらと書かれていくわけですが、以下はほとんどが4年生になって感じたことです。
僕の同期は原を除いてあまり長々書くタイプではないと思っているので、今のところ自分は多少長くなるつもりです。
書きたいことを推敲もあまりせず書くので汚い文章になりそうですが読む決意をした今井ファンの皆様は頑張って読んでください。

引退ブログを書くにあたりいくつか先輩のものを拝読したところ、やはり感謝や思い出などのポジティブな部分が目立ちました。僕も普段は綺麗事で終わらすのが大好きなんですが、今回は趣向を変えて懺悔や後悔をメインにしようかなと。
メンヘラブログかな?
というのも、これから大学の部活動に所属する人たちや今の現役部員には、自分の経験を知ってもらうことで中高よりも自分たちが主体となって活動していく大学の部活動をどうして選ぶのか、本当にその覚悟があるのか、どういう終わりを迎えたいか、ということを考えるきっかけになってほしいと思ったからです。

のちにこのブログが黒歴史となり恥ずかしくなったら誰かに削除を依頼するかもしれません。その時はよろしくお願いします。

 

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ではでは本題へ。

僕がこの部活に入って変わったのは性格と身長、視野です。身長は170を超えたので嬉しいです。もう170弱の有象無象ではありません。(169台の人に向けて)

性格に関しては外側では変わって見えなかったかもしれませんが個人的には傍若無人だった1年生の頃と比べるとずいぶん卑屈で暗くなったなと思います。角の立つようなこともだんだん言えなくなりました。以前より人に気を遣うようになりました。そう見えていなかったかもしれませんが笑

視野については広くなったといえば広くなりましたが見るものが変わったというのもあると思います。
冒頭のブログのを書いた頃は自分がどうなるかということばかり考えていましたが、4年生の頃は他人の人間関係についてよく見るようになっていたのではないかと思います。

同期内で話し合いの際に見え隠れする意見の相違、後輩などと話していて感じる考え方のズレなどさまざまなことを感じてきました。が、綺麗事が好き、というか波風を立たせず終わりたいという性格のため、臭いものに蓋をし続けてきました。今思えばチームが全体として勝ちを目指すためにきちんと向き合うべき事柄や顕在化させなければいけないこともたくさんあったのだと思います。しかし、自分から蓋を開ける勇気はありませんでした。

そして自分のキャパの小ささを思い知りました。正しいとわかっていてもできない、不甲斐ない経験を嫌というほどしました。自分のこと、後輩のこと、チームのこと、全てをやるにはあまりに能力が足りなかったと思います。負担が主将一人に集中しているのをついぞ改善することはできませんでした。

ある先輩が
4年間部活動を続けたけど意味はなかった。
と言っていたのを4年生になって思い出すことがとても増えました。
それを聞いて、自分はどのように部活と向き合っていこうと考え続けた最後の1年でした。
結局今でもあまり意味は見出せていません。

部活動は一見
青春!友情!
のように美化されがちですがその下に隠れていい思い出があまりなかったり、挫折をしてきた人も必ず一定数います。
僕の場合はそれをたまたま大学の部活で経験しただけで、中学高校でそういう経験をした人も多くいるのではないかと思います。全員が全員いい形では終われない、当たり前のことです。

これだけ後悔したことを書き連ねていますが部員との出会いに後悔は微塵もなく、感謝しています。
単に自分がうまくできなかっただけです。

と、自分語りはこのくらいにして、、、

後輩に伝えたいことは、前向きなことに関しては最後のミーティングで言ったのでこのブログを踏まえた上でのことを。老害っぽい。

まずはこのブログで分かる通り自分の代の経験は他と比べて比べものにならないくらい大きいです。あまり試合を経験しなかった中でもそう感じたので本当はもっと濃い一年になるのではないでしょうか。(特に春秋リーグ、七大戦)
今最上級生じゃない人もそうなった時自分がどういう人間になりたいか、どうすれば組織において必要な人間になれるのかを考えておくことはとても大事だと思います。
そういう人間が下級生にいることもチームのプラスになるはずです。

そしてもう一つ、自分の考えは思ったより伝わっていないし伝えた方が良いということです。
僕も蓋をし続けてずっと黙ってきたので今書いているわけですが、みんなには後の祭りにならないようにしてほしいと思います。一回しかない大学バレーですから、問題から目を背けるなんてもったいない。どんどん苦悩して葛藤して意見がぶつかり合って、全体として答えを出してほしいと思っています。

こんな後ろ向きなことを書いておいてなんですが先ほども言ったように
僕は綺麗事が大好きなので東大が3部にまた昇格することをずっと夢見て心から応援しています。
いつかこの夢が叶うことを祈っています。

 

最後にいい写をば。

#14 今井