新年明けましておめでとうございます。
ついに主将になってしまいました、はなです。
まず、現在の活動についてですが、緊急事態宣言の発出に伴い、大学により課外活動については原則禁止という措置が取られました。
現在は体育館での活動はできず、オンラインで筋トレ、ミーティング、各自ランニングを行っております。
さて、今回のブログについてですが、前回のブログでくろが今年のチームの目標を押し付けてきたので、今回は新チームの目標についてお話しできればと思います。
少し長くなるかもしれませんがよろしければお付き合いください。
新チームのビジョンは「東大生+αの人間へ」です。
バレーボール関係ある??と思ったそこのあなた、正解です。
このテーマはバレーボール関係ないです。
というか「+α」ってなんやねん!って思ったそこのあなた、語彙力のなさをどうかお許しください。
このテーマを説明する上で欠かせないのは新型コロナウィルスの影響です。
東大バレー部は昨年3月末から8月まで、新型コロナウィルスの影響により活動自粛を強いられました。
自粛期間には、オンラインでミーティングしたり、筋トレしたりしていたわけですが、そのような「バレーボールができない状況」で私たちが「バレー部に所属する理由」は何か考えさせられました。
部活動に所属する以上、バレーボールでの向上、勝ちを求めるのは当然のことです。
一方でそれだけを求めるのなら、バレーボールの強い大学に進学すればよかったということになります。
東大生はアカデミアであれ、就職であれ、バレー以外の何かをその先の人生に見据えて東大に進学してきています。
東大を卒業して社会に出たとき、「東京大学出身」というある種の肩書は、ずっとついてまわるものですが、その印象は決していいものばかりではありません。
お勉強ができるだけで仕事ができない、周りを見ることができない、常識がない、そう言われることもしばしばです。
そこで私たちが考えたのが新チームのテーマである、「バレーボールを通じて、そのような印象を良い意味で裏切れるような人間性をもって卒業すること、その礎を気づくこと」です。
具体的には、周囲をみて必要な行動をとる、目標を達成するために自己分析を行い必要な練習を組み立てるといった計画性をもつ、下級生の時から主体性を持つ、逆境に負けない精神力をもつというようなことです。
最近の風潮として、一生懸命やるのはダサい、失敗したら恥ずかしいという考え方が強くあるように感じます。
しかし、失敗なくして成長はないですし、一生懸命やってみないとできるかどうかわかりません。
後悔がないように一生懸命やること、新しいことに取り組むことをみんなが当たり前と思って練習できるようなチームにして行きたいです。
そんな経験が今後の人生でも新たな挑戦と向き合うときに生きると私たちは信じています。
また、私たちは今年度のチームの目標として七大戦での優勝と秋リーグでの昇格を挙げています。
具体的には、2段トスとサーブの球威を挙げるということに注力した昨年度からのレベルアップを求めて
・常に二枚、攻撃できる人を作る
・ミスに対してこだわる
ということにフォーカスしたいと考えています。
ミスに対してこだわるというのは、「試合でやってはいけないミス」を分析し、それができるだけ少なくなるにはどうしたらいいのかを考えて練習をしていくという意味です。
以上が今年度のチームのビジョン、目標です。
このビジョン、目標を達成できるように、部員全員で頑張ります。
個人的な目標としては、主将としてチームを勝利に導けるように、精神的にも技術的にも私がいれば大丈夫だと思ってもらえるような選手になりたいです。
そのために主に攻撃面で高さとパワーをみがいて、テクニックが生きるようなプレーがしたいです。
最後に、冒頭でもお話ししましたが、関東での新型コロナウィルスの感染拡大は留まるところを知らず、ついに緊急事態宣言が発出され、課外活動は原則禁止となってしまいました。
オンラインでのミーティングと筋トレの日々にしばらくはなってしまいますが、この状況こそ新チームのテーマ、人間的成長のための試練だと思い、腐らずがんばります。
そして、自粛でバレーができない期間をしっているからこそ、活動再開した時には、バレーボールができることへの感謝を忘れず、バレーボールができる喜び、楽しさを噛み締めたいです。
今年度も見通しが不安定な状態ではありますが、精一杯精進して参りますので今年も応援よろしくお願いいたします。
皆様もお体にお気をつけてお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
#5 はな